
姿勢が悪い…
そう思いながらもなかなか改善できない人も多いのではないでしょうか。
学生時代から会社員時代は姿勢には特に気をつけていたのですが、産後から子どものお世話で手一杯で、どんどん姿勢が悪くなってしまいました。
そうしていたら、ある日突然ピキッと腰を痛めてしまったのです。
ここでは姿勢が悪くなってしまう原因から、姿勢改善の具体的な方法、悪い姿勢をカバーするのにオススメの洋服のスタイルまでご紹介します。
姿勢が悪くて腰を痛めてしまった…

ある時、13キロの子供を抱っこするとピキッと腰に痛みが走りました。
「これはマズイ」
と感じながらも抱っこを続けると、5分後には歩くのも辛いような腰痛に襲われました。
あわてて整骨院にかけこむと、整体師さんには私の普段の姿勢の悪さ、それによって起きる筋力のかたより、体の硬さを指摘されました。
姿勢が悪いまま日常生活を送り続けることにより、体のいろんな部分にゆがみやズレが生じてしまい、積もり積もって今回の腰痛につながったのだろう、ということです。
まさか姿勢が悪いことでこんなに痛い目を見ることになるとは、思いもしませんでした。
さらなる姿勢悪化で悲劇が

腰が痛いことでまっすぐに立つこともできなくなり、30代の私はまるでお年寄りのように曲がった腰になってしまいました。
以前より姿勢が悪くなったことで、さらに首や肩がガチガチに凝ってしまい、それにより頭痛がひんぱんに引き起こされました。
体が凝り固まって夜も深く眠れず、疲れていてもすぐ起きてしまいます。
姿勢の悪さは体の痛みだけでなく、内側からも影響してきます。
幸い、2週間ほどで腰痛は改善しましたが、思い返してみても、あの時は辛かったです。
整体師さんには「姿勢を改善すること」の重要性を伝えられました。
姿勢が悪くなってしまう原因

なぜどんどん姿勢が悪くなってしまうのでしょうか。
それには現代人の生活習慣が影響しています。
- イスに座るときに足を組んでいる。
- 床では体育すわりをしている。
- パソコンに向かうことが多い。
- スマホを見ている時間が長い。
- いつも体の決まった側で重いものを持つ。
- ヒールの高い靴をよく履いている。
このような人は特に姿勢悪化に要注意です。
余計な力や動きが加わることで、体の筋肉や内臓まで、本来あるべき位置から動いてしまいます。
私の場合は座って作業することも多く、足もよくくんでいましたし、子どもを抱っこする時はいつも右側に持っていたのも良くなかったようです。
姿勢を改善するためには

姿勢を正しい位置に戻すための具体的な方法をお伝えします。
生活習慣を変える
さきほど姿勢が悪くなる原因としてお伝えしたことの逆のことを意識すれば、姿勢改善に役立ちます。
- イスに座るときに足を組まない。
- 床では体育すわりをせず、あぐらを組む。
- 重いものを持つ時は左右均等になるようにする。
- ヒールの高い靴をはかない。
どうしてもパソコンを長時間使わなければいけない人も多いでしょうから、パソコンを使うときにも正しい姿勢をキープできるような環境づくりが大切です。
使っているのがノートパソコンであればパソコンスタンドを使って高さを調節し、姿勢よく座れるクッションを探すのもオススメです。
また、スマホを見る時はつい首が前に出て猫背になってしまいがちなので、スマホを持つ時は目線に合わせた高さにスマホを持ち上げて見るようにするなど、日頃の心がけが大切です。
ヨガなどの運動を取り入れる
姿勢が悪くなっている人は、どこかの筋肉が衰えている場合がほとんどです。
そのため、姿勢を正そうとしても筋肉量が足りず、良い姿勢をキープすることもできません。
そもそも正しい姿勢にするための力の入れ方もわからないこともあります。
その場合は、ヨガなど姿勢改善を目的とした運動を取り入れてみるといいでしょう。
今は無料の動画でお手軽に姿勢改善することもできますし、もっと本格的に姿勢を改善したいと思ったら教室に通うことを検討してみるのも手段のひとつです。
私は整体師さんにヨガを勧められたので、オンラインヨガを取り組んでいます。
悪い姿勢をカバーしてくれる服装

姿勢が悪いと心身の不調も引き起こしてしまうので、姿勢改善を意識したほうがいいことは間違いありません。
しかし、意識すればすぐに良い姿勢になれるわけではないのが切ないところです。
私も今は日頃から姿勢改善は心がけていますが、気をぬくとすぐに猫背になってしまいます。
そこで、どうしてもすぐには治らない悪い姿勢をカバーしてくれる服のスタイルを探し、実際に着ることで見た目改善につなげることにしました。
どんな服が姿勢をカバーするのに効果があったか、ご紹介します。
ゆったりシルエット
体のラインを出すピッタリした服は、姿勢の良し悪しがすぐにわかってしまいます。
姿勢改善の途中なら、ラインをかくすようなゆったりしたシルエットの服がおすすめです。
足元にいくほどに裾が広がっているAラインの服であれば、スタイルアップ効果も狙えます。

丈の長い服
丈が短い服だと、猫背の場合は後ろ側が、反り腰の場合は前側が上がっているのが目立ってしまいます。
気がついたら背中やお腹がチラ見え…なんてことになりかねません。
体の前後のバランスが多少かたよっていても、丈の長い服だと気になりません。
短め丈のものが着たい時は重ね着スタイルにすれば、流行も取り入れつつ姿勢カバーもできて一石二鳥です。

アクセサリーやストールで視線を上に
大きめのアクセサリーやストールを顔まわりに身につけることで、視線をそちらに集める効果があります。
猫背や反り腰で目立つのは背中やお腹ですから、相手の視線をそれより上に向けることで姿勢の悪さを目立たなくしてくれます。
パッと目をひくような華やかなものの方がオススメです。

まとめ

姿勢が悪いと、どうしても見た目が悪くなり、洋服の着こなしも難しくなってしまいます 。
また、見た目だけでなく、体の内側から徐々にゆがみが広がってしまうのも猫背や反り腰の恐ろしいところです。
私のように姿勢の悪さに悩んでいる方は、姿勢の悪さをカバーしてくれる服やアクセサリーを上手に選びながら、健康のためにも長期的に姿勢改善に取り組んでいきましょう。

「幅広い興味を持つ2児の母。」
日本語と英語が好きで、webライターとブログに楽しく取り組んでいます。
ブログでは子供のことや、自分の興味のあることをいろいろ好きに書いています。